【受験戦略】公募推薦終了から一般入試へ。合格を勝ち取る「心の整え方」

コラム用のサムネイル。知識の詰まった本が積まれている。

住吉区東粉浜の完全1対1個別指導塾、学友ハイスクールです。いよいよ冬本番、冷え込みも厳しくなってきました。学級閉鎖など、体調を崩す生徒さんが多いというニュースも見聞きします。みなさんお元気にお過ごしでしょうか。

12月に入り、公募推薦入試の結果が出揃った頃かと思います。まずは受験生の皆さん、公募推薦の受験、本当にお疲れ様でした。

ここからは、いよいよ大学受験のクライマックス。 **「大学入学共通テスト」→「私立大学一般入試」→「国公立大学2次試験」**という、長く険しいロードマップが待っています。

クラスの中には、すでに合格を手にして進路が決まった友人もいれば、悔しい思いをしてリベンジを誓う人、最初から一般入試一本で勝負する人と、様々な状況の人がいるはずです。

教室の空気が少しピリつくこの時期、**最後に笑うために絶対に必要な「3つの心構え」**をお伝えします。


1. 「他人は他人、自分は自分」の徹底

この時期、もっともメンタルを揺さぶるのは「周囲の状況」です。

  • 推薦で合格した友人が羨ましく見える
  • 「あの人はもう勉強しなくていいんだ」という理不尽さを感じる
  • 推薦が不合格で、「もう後がない」と焦る

こうした感情は誰にでも湧いてくるものですが、受験において**「他人との比較」は百害あって一利なし**です。

もしあなたが推薦で思うような結果が出なかったとしても、それは**「もっと自分に合う大学に行くチャンスが残った」ということ。逆に、もし合格を一つ確保しているなら、それは「安心して第一志望に特攻できるチケット」**です。

周りの声やSNSの情報は一度シャットアウトしましょう。 あなたの戦いは、隣の席の友人との勝負ではなく、「志望校の合格最低点」との戦いです。自分自身の課題と向き合うことに100%のエネルギーを注いでください。

2. 「共通テスト」はゴールではなく通過点

1月中旬の共通テストは、国公立志望者にとっては非常に重要な「一次関門」ですが、ここで燃え尽きてはいけません。

例年よくあるのが、**「共通テストで失敗して、メンタルが崩壊し、続く私立入試もボロボロになる」というパターンです。 逆に、「共通テストが上手くいきすぎて気が緩み、2次試験対策がおろそかになる」**ケースもあります。

共通テストはあくまで「通過点」です。 結果が良くても悪くても、翌日には頭を切り替えてください。 **「共通テストの自己採点結果に一喜一憂するのは1日だけ」**と今のうちに決めておきましょう。

私立一般入試、国公立2次試験と続く長距離走において、感情のアップダウンを少なくし、**淡々と目の前の問題を解き続ける「平常心」**こそが最強の武器になります。

3. 「生活リズム」こそが最後の砦

最後に、精神論ではなく具体的な戦略を一つ。 これから入試本番までの期間、最も大切なのは**「朝型の生活リズムを死守すること」**です。

入試本番は朝から始まります。夜型の勉強を続けていると、本番の午前中に脳がピークパフォーマンスを発揮できません。また、ここからはインフルエンザや風邪との戦いでもあります。

  • 12時までには寝る
  • 朝6時〜7時には起きる
  • 3食しっかり食べる

不安で夜遅くまで勉強したくなる気持ちは痛いほど分かります。しかし、睡眠不足の脳で10時間勉強するより、しっかり寝てスッキリした脳で集中する5時間の方が、直前期の定着率は圧倒的に高いのです。

「規則正しい生活」は、どんな参考書よりも強力なメンタル安定剤になります。


最後に:あなたたちは、まだ伸びる

公募推薦が終わった今、ここからの1ヶ月、2ヶ月が、特に現役生が最も学力を伸ばす時期です。 嘘ではありません。「最後の模試が終わってから本番当日まで」にも、学力は伸び続けます。

これまでの努力を信じて、焦らず、腐らず、驕(おご)らず。 学友ハイスクールは、最後の最後まで皆さんを全力でサポートします。 一緒に春を掴み取りましょう!


今、やるべきことで迷っていませんか?

もし、「公募推薦の結果を受けて、志望校や併願プランを再検討したい」「共通テストと2次試験の勉強比率に迷っている」ということがあれば、学友ハイスクールまでぜひご相談ください。一緒に頑張っていきましょう!

この記事を書いた人

学友ハイスクール代表です。中学入試対策(算国理社)、高校入試対策(5教科)、高校生(英数中心)の授業を担当しています。

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