科学的な学習法について考える

コラム用のサムネイル。知識の詰まった本が積まれている。

大阪市住吉区粉浜の完全1対1個別指導塾、学友ハイスクールです。定期試験も終わり、まもなく夏休みですね。中高生の皆さんには遊びに勉強に充実した毎日を送ってもらいたいです。

さて、タイトルにもあります学習法についてですが、昨今学習法についての研究も進んできています。自分も含めて大いに反省しないといけないところだと思いますが、学習塾では講師の過去の成功体験に基づく非科学的な(忍耐、根性、苦行に基づく)勉強法を押し付けてしまうことが多いと思います。

これまで一般的に取られてきた学習法について一度振り返ることは大事だと思います。現在の研究ではっきりしていることで、これまでの学習方法で、効果が薄いのに多くの人が無意識にしていることの一つが、蛍光ペンや赤ボールペンで線を引くことではないでしょうか。私自身も、赤ペンで線を引き、大事と思う言葉に蛍光ペンでハイライトする、を暗記学習で繰り返していましたが、この行為自身には満足感以外の効果が薄いとわかっています。

また、反復して読むことにも、2回目以降の効果があまりないことが判明しており、英単語を繰り返し写経のように書くことにも時間がかかる割に効果がないことがわかってきました。

今あげた勉強法は、多くの人がやっている方法だと思います。時間をしっかりかけているのに効果が上がっていないと感じる人は、違う方法にチャレンジしてみるのが良いでしょう。

学友ハイスクールでは、学習効果が上がる方法について研究し、家庭での学習で活かしてもらえるよう工夫しています。ぜひ、一緒に頑張っていきましょう!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次