【話題】成績を上げるのに必要な「PDCAサイクル」- “勉強してるのに…”から脱却!

コラム用のサムネイル。知識の詰まった本が積まれている。

大阪市住吉区東粉浜の完全1対1個別指導塾、学友ハイスクールです。ようやく朝晩は涼しくなってきて、秋も深まっていきそうな気配がしてきましたね。

さて、定期テストが近づいてきた人も多いと思いますが、「毎日ちゃんと勉強しているのに、なぜか成績が上がらない…」 「テストが終わると『もっとこうすれば良かった』と後悔ばかり…」こんな風に悩んでいる人はいませんか?その悩み、もしかしたら勉強の**「やり方」**に原因があるのかもしれません。

がむしゃらに机に向かうだけでは、なかなか成果には繋がりません。実は、デキる社会人が仕事で使う**「PDCAサイクル」**というフレームワークこそ、君たちの成績を飛躍させる最強の武器になるのです。

今回は、このPDCAサイクルを勉強に応用する方法を、具体的に解説していきます。

そもそも「PDCAサイクル」って何?

PDCAとは、以下の4つのステップの頭文字をとったものです。

  • Plan:計画を立てる
  • Do:実行する
  • Check:評価する
  • Act:改善する

この4つのステップを「サイクル」として、何度も繰り返し回していくことで、継続的に成果を出し続けることができます。これを君たちの勉強に当てはめてみましょう。


【P:Plan】すべては「計画」から始まる

成績アップの第一歩は、的確な計画を立てることです。「よし、毎日3時間勉強するぞ!」といった漠然とした目標では不十分。計画は、具体的であればあるほど強力になります。

  • 目標設定(Goal Setting)
    • いつまでに: 「次の定期テストで」「11月の模試で」
    • どの科目を: 「数学ⅠAを」
    • どうする: 「85点以上取る」「偏差値を5上げる」
  • タスク分解(Task Breakdown)
    • 目標達成のために何をすべきか、細かく分解します。
    • 例:「数学で85点取る」→「教科書の第3章を完璧にする」「問題集の応用問題を9割解けるようにする」「計算ミスをなくす練習をする」
  • スケジュール化(Scheduling)
    • 分解したタスクを、1ヶ月、1週間、1日という単位に落とし込みます。
    • 「今週は問題集のP30〜P50まで進める」「今日は英単語を50個覚える」というレベルまで具体的に決めましょう。

★学友ハイスクールの視点 一人ひとりの学力や志望校に合わせて、最適な学習計画を講師が一緒に作成します。「何から手をつけていいか分からない」という君も、ここからスタートできるので安心です。

【D:Do】決めたことを、とにかく「実行」する

計画を立てたら、あとはそれを実行するのみ。ここで大切なのは、完璧を目指しすぎないことです。「計画通りに進まない…」と落ち込む必要はありません。

  • 集中できる環境を作る(スマホを別の部屋に置く、など)
  • 時間を計って取り組む(ポモドーロテクニックなど)
  • やったことを記録する(学習記録アプリやノートを活用)

まずは「決めたことをやってみる」という姿勢が重要です。計画の8割できれば上出来、くらいの気持ちで取り組みましょう。

【C:Check】「やりっぱなし」が一番もったいない!”評価”の重要性

テストや模試が終わった後、点数だけ見て一喜一憂していませんか?PDCAサイクルで最も重要なのが、この「Check(評価)」の段階です。

  • できたこと・できなかったことの分析
    • なぜこの問題は解けたのか?(→自分の強み)
    • なぜこの問題は間違えたのか?(知識不足? 時間不足? ケアレスミス?)
  • 計画との比較
    • 立てた計画は、目標達成に効果的だったか?
    • 計画通りに進められたか?進まなかった原因は何か?(計画が無理だった? 集中力が続かなかった?)

この自己分析が、次のステップへの貴重なデータとなります。

★学友ハイスクールの視点 自分一人で客観的な分析をするのは難しいもの。授業では、テストの結果を講師と一緒に徹底的に分析します。「なぜ間違えたのか」を講師が深掘りし、君自身も気づいていない弱点や課題を明確にします。

【A:Act】分析を元に、次の「改善」へ繋げる

分析(Check)で見つかった課題を元に、次の計画(Plan)をより良くするための改善策を考えます。

  • 課題:「ケアレスミスで15点も失った」
    • 改善策(Act):次回のテスト勉強では、「見直しの時間を10分確保する」「計算問題のドリルを毎日10問解く」という具体的な行動を次の計画(Plan)に盛り込む。
  • 課題:「そもそも計画した量の半分しか終わらなかった」
    • 改善策(Act):次回の計画(Plan)は、「1日あたりのタスク量を8割に減らしてみる」「苦手科目に割く時間を増やす」など、実現可能な計画に修正する。

この「Act」を行うことで、PDCAのサイクルが一段レベルアップし、次の「Plan」がより精度の高いものになります。


まとめ

成績が上がるプロセスは、「P→D→C→A」というサイクルの繰り返しです。

  1. Plan:具体的で実現可能な計画を立てる。
  2. Do:とにかく実行してみる。
  3. Check:結果を客観的に分析し、課題を見つける。
  4. Act:課題を解決するための改善策を考え、次の計画に活かす。

このサイクルを回し続けることで、勉強の質は劇的に向上し、努力がきちんと成果として表れるようになります。

学友ハイスクールでは、君だけのPDCAサイクルがスムーズに回るよう、完全1対1の対話を通じて徹底的にサポートします。 「”勉強してるのに伸びない”自分から卒業したい!」 そう思う君は、ぜひ一度、私たちの指導を体験しに来てください。最強の学習サイクルを手に入れて、志望校合格を掴み取りましょう!

この記事を書いた人

学友ハイスクール代表です。中学入試対策(算国理社)、高校入試対策(5教科)、高校生(英数中心)の授業を担当しています。

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