【話題】AIの活用と学習の関係

コラム用のサムネイル。知識の詰まった本が積まれている。

大阪市住吉区東粉浜の完全1対1個別指導塾、学友ハイスクールです。学校も始まり、公立の中学3年生のみなさんは実力テストも終わったかもしれませんね。いよいよ蝉の鳴き声も少なくなり、日差しも秋っぽい雰囲気がしてきました。

さて、みなさんは「ChatGPT」などの生成AI、使ったことはありますか?

最近のニュースによると、高校生の多くがすでに学習にAIを使い始めており、「課題がスムーズに進むようになった」といった変化を実感しているそうです。少し前まではSFの世界の話だったAIが、今やスマートフォンでいつでも使える、まさに「現代の文房具」になりつつあります。

生成AIは、学生のみなさんの学習を大きく変える可能性を秘めています。例えば、

  • 英単語の意味を調べる、英文を翻訳する
  • 歴史上の出来事の概要をまとめる
  • レポートや作文のアイデアを出してもらう
  • 数学の複雑な問題の解き方をステップごとに教えてもらう

これまで時間がかかっていた調べ物や、単純な知識のインプットを、AIは一瞬でこなしてくれます。これは非常に強力なツールであり、使わない手はありません。これからの学習は、AIをいかにうまく「アシスタント」として活用できるかが、効率を上げる一つのカギになるでしょう。

では、AIが答えを教えてくれるなら、もう勉強は楽になる一方なのでしょうか?実は、ここからが大事です。AIが進化すればするほど、私たち人間に求められる力は、より高度なものへと変化していきます。

大学入学共通テストをはじめとする近年の入試が、「知識・技能」だけでなく「思考力・判断力・表現力」を重視するようになっているのは、まさにこの変化に対応するためです。

AIは与えられた問いには見事に答えますが、「そもそも、何を問うべきか?」という根本的な問いを立てることはできません。また、AIが出した答えが本当に正しいのか、偏った情報ではないかを見抜く「批判的な視点(クリティカル・シンキング)」も持っていません。

これからの社会で本当に価値を持つのは、AIを使いこなし、その上で自分だけの「問い」を立てられる力、そしてAIが出した情報を含め、様々な情報を整理・分析し、自分なりの考えをまとめて表現する力です。

  • 課題設定能力:何が問題なのか、何を明らかにすべきかを見つけ出す力
  • 情報を見抜く力:情報の正しさや価値を判断する力
  • 編集・創造する力:情報を組み合わせて、新しいアイデアや解決策を生み出す力

これらの力は、AIに任せることはできません。そして、これからの学習とは、まさにこの人間ならではの知的な力を鍛えることに他なりません。

学友ハイスクールでは、単に公式や年号を暗記するだけの指導は行いません。一つの問題に対して「なぜそうなるのか?」を深く考え、生徒一人ひとりが自分なりの「問い」を見つけ、答えにたどり着くまでの思考プロセスを大切にしています。学友ハイスクールで、新しい技術を味方につけて、未来を切り拓く力を一緒に育てていきましょう!

この記事を書いた人

学友ハイスクール代表です。中学入試対策(算国理社)、高校入試対策(5教科)、高校生(英数中心)の授業を担当しています。

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